越中八尾を15時半に出た辺りで、もうこのまま次のスポットへ向かおうとするとすでに夕方となってしまいます。
あ゛~、やっぱり朝になる前に出る気力と体力があれば、、、と悔やみはするももうそれも自分のせい、取り敢えずはこの日の宿泊地であった「立山」エリアに向かって後は着いてから考えてみよう。。。
前回の越中八尾編はこちら↓
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- アルペンルート以外で一番立山に近いスポット「称名滝」
- 立山駅は立山黒部アルペンルートの富山側の要所
- 立山温泉郷のペンションで一日の疲れを癒す
- 立山に来たら是非とも行っておきたかった「立山博物館」ですが、、、
- 後悔を糧に次のスポット「雄山神社前立社壇」へ
アルペンルート以外で一番立山に近いスポット「称名滝」
そして立山エリアに着いたのは16時半過ぎ。
このまま立山エリアで見られる場所は、「立山黒部アルペンルート」の脇にある「称名滝」位か。
でもこの時間から行けるのでしょうか。。。
行けましたw
道路上にゲートがあって、スピードを落とすと「通って良いよ」とおじさんに言われたのでどうやら大丈夫らしい。後で調べると夏場は19時まで通れるみたいですね。
そうこうして目的地の「称名滝」に着いたのはもう17時前。
観光客、ほとんど誰もおりません。
ごく数人登山を終えた人たちでしょうか、着替えをしているのを見た程度で今から称名滝に行く人はどうもいない様です。。。
駐車場から称名滝までは徒歩でそこそこ歩きます
立山エリアまでは薄日も差す位の天気だったんですが、やはり一気に湿度が上がっていて、霧雨っぽいのが顔に当たる。。。山間ならではですね。
駐車場から目的地の称名滝までは1.5キロ程あるので20分位は見ておかないといけないです。
誰もいない称名滝までの道をのんびり歩いて行くと途中で見えてきたのが「悪城の壁」と呼ばれる断崖絶壁が目の前に!!日本一の一枚岩盤で称名川により削られた高さ500メートル、2キロ以上に及ぶ壮大な岸壁は目を見張るものがあります。


靄で完全には見えませんが、断崖絶壁の凄さは十分伝わりますね。
悪城の壁を右手に見ながら進んでいくと少しずつ水しぶきが大きくなってきて、あちゃー、雨か。。。と思ったんですが、どうもこれは靄に含まれた湿気な感じ。
日本一の落差を誇る名瀑「称名滝」
そして、ついに現れました、落差日本一を誇る「称名滝」が!!


こんなに離れた場所から見ていても滝からの水しぶきでしょうか、パラパラと水が顔にかかってきます。落差350メートルを誇るだけあってこれは見ごたえあります!
誰もいない展望台から暫しこの称名滝の落差の凄さを全身で味わいながらマイナスイオンを独り占めさせてもらいました♪

帰り道も勿論ポツンと一人。。。
熊でも出てきた暁には。。。とも思ったんですが、何とか出会わずに済みました。
最近本当熊の襲撃が多いですよね、人間の住む世界と自然界の境界線が崩れつつあるのかな。
立山駅は立山黒部アルペンルートの富山側の要所
これで1日目の行程は終了、立山駅から少し奥に入ったところにある「立山温泉郷」のペンションに泊まる予定なので、立山駅に立ち寄って気持ち「立山黒部アルペンルート」の再訪を味わうことに。

もうさすがに18時前という事もあり、人もまばらです。。。
明日の朝になるとまた登山客やアルペンルート観光の客で大賑わいなんでしょうが、この立山駅と富山駅を結ぶ「富山地方鉄道」という会社は、この立山線を含め来年度に廃止予定にしているのだとか。沿線自治体と協議中とのことですが、これだけの観光資源を以てしても地方鉄道の運営って厳しいんですね。

と丁度富山駅方面に向かう列車が出発するところ。
あの電車見たことあるな、と思ったら大阪で走っていた京阪電車でした!!
第二の人生をこんなところで過ごしていたとは♪

電車を見送った後は駅前にある立山からの湧き水を頂き、ペンションに向かいます。
夏なのにこんな冷たい湧き水を頂ける立山の人達が何とも羨ましい。。。
立山温泉郷のペンションで一日の疲れを癒す
ペンションに着くともう夕食まであっという間。
週末という事もあり宿は大盛況でしたが、きちんと一人一テーブルで丁寧な接客をしていただき大満足💛値段以上のサービスで今回も大当たりのペンションであります♪



和と洋のコンビの豪華飯!!写真には出ていませんがこの他にも天ぷらの盛り合わせやスィーツとどこまで出てくるのか。。。
体調不良だったけど、これだけのボリュームにも関わらずしっかり完食してしまった!
立山梅酒も写真には残してないけど別途頼んでチビチビ🍶
夕食だけでも充分コスパばっちりなのに、ここは立山温泉郷。
お風呂も抜かりありません!!

いやあ、腹パンパン、お肌ツルツル💛まさしくオノマトペで表現するに相応しい!!
一日のスタートは失敗したけど、ゴールは大成功♪この日はこの後流石に疲れていたのかぐっすり眠ることが出来ました!
そして2日目。。。

朝食はオーソドックスながらも北陸エリア名物の「のどくろ」も出してくれました!
朝食後は勿論朝風呂にドップリ漬かりパワーもフルチャージ。
この日は立山から上市町エリアにかけて寺社巡りを中心に考えております。
立山に来たら是非とも行っておきたかった「立山博物館」ですが、、、
ペンションのオーナーにお礼を言い早速立山で気になっていたスポット「立山博物館」に向かいます。
立山博物館は霊峰立山の信仰や歴史文化を点在する広大な敷地で色々見て回れる施設なんですが、着いたのは8時半。
なのに開館は9時半だと_| ̄|○lll


後悔を糧に次のスポット「雄山神社前立社壇」へ
これは大きなミス(;´Д`)
一時間をここでジーっと待っているのは流石に痛い。
やむを得ない、今回はパスし、次回立山エリアに来た時に必ず立ち寄るマストスポットとして再訪を誓い、立山町の〆、雄山神社へ向かおう。
www.oyamajinjya-maetateshadan.org

雄山神社は立山の頂上にある「峰本社」立山博物館傍にある「中宮祈願殿」と麓にあるここ「前立社壇」からなるとあって、立山町巡りの最後には絶対立ち寄ろう、と思っていた所。今回立山の登山を行わなかったですが、次回立山巡りでは是非とも立山登頂を目指したい♪
さて、ここ雄山神社前立社壇は伊邪那岐大神(いざなぎのおおかみ)と天手力雄神(あまのたぢからおのかみ)を御才神として祀っており、天手力雄神を祀る高千穂や戸隠と並んでここ立山が有名寺社みたいですよ。
多くの御神木が雄山神社を神聖なバリアで包み込む
境内にはたくさんの神木があり、中にはあの歌手「相川七瀬」さんが植樹したあせびも。。。どうやら相川七瀬さん、神道に結構な思い入れがある様で大学でも神道を学ばれていた位神道の精神性を学ばれておられたみたいですね。
自分も学校が神道系だったのに、いやあ、、、信心が足りない💦



立山町、こんなに気になるスポット点在しているとは、直接来て色々知ることがあったので、絶対再訪してやろうと誓いつつ、次回はお隣の町「上市町」へ向かいます。
次回へ続く↓
今回の行程