高野線秘境駅シリーズ、今回から乗降客数が一気に二桁になります!!
前回の記事で書いた九度山は九度山町のメイン駅なの乗降客数三桁とは言え、そこそこ乗降客数がいましたが、ここから先終点の極楽橋駅までは一気に秘境感満載の乗降客数です。
前回はこちら↓
高野線秘境駅その4…高野下駅

一日乗降客数…68人
大正14年に実はここが旧高野山駅として開業した高野下駅。高野詣での宿場町に出来た駅で、この駅から高野山へは路線バスで極楽橋まで向かい、そこから徒歩で登ることになっていたのだとか。
この駅舎も往時からあるものらしく、駅舎の下を道路が通っている珍しい形の木造駅舎が残っています。ここからバスが極楽橋まで走っていたのかな?
駅舎の中にある世にも珍しいステーションホテル
そしてこの高野下駅、ただものではなく、この駅舎には何と「ホテル」が併設されています。このホテルこそターミナルホテルこと「NIPPONIA HOTEL 高野山 参詣鉄道 Operated by KIRINJI」というホテルがあり、乗務員や駅員が使っていた事務所2か所をリノベしてホテルにしてしまったのだとか。いやあ、リノベーションの力は凄い!


ホテルの部屋にはそれぞれ「天空」「高野」と言う2部屋が準備されているんですが、この駅は現在は勿論「無人駅」。。。
という事はホテルも、、、
勿論「無人」でありますw
セルフチェックインと見事に「秘境感」と「無人感」を堪能できる高野下駅。
マニアにとっては堪らん駅ですよねえ。
駅から程近い場所にある渓谷で鉄道の雄姿を拝んでみる
それでは折角ですし駅周辺を少し散歩してみます。
駅から154分程九度山方面に戻っていくと、「龍王渓」と言う丹生川の渓谷があり、渓谷美を堪能できます。そして、ここにかかる「丹生川橋梁」がまた絵になるスポットなのです。
おっ、丁度高野山から下ってきた電車が現れましたよ♪



轟音を立てながら走り抜けていく高野線、これは見ごたえありますね♪
ここで粘っていたらこうや号とかもパシャリ出来そうですが、いつ来るか分からないのでそろそろ次の駅へ向かいたいと思います。
高野線秘境駅その5…下古沢駅
高野下駅までは高野線の山岳路線部分でもまだ緩やかでパーミル(‰…1キロ辺りの勾配率)的には大したことないのですが、高野下から極楽橋までが本当の高野線らしい山岳鉄道の味わいを楽しめる区間。
最大パーミルは何と50‰(1キロ辺り50メートルの勾配)で、高野の山を車輪がキーキー音を立てながら踏ん張って上り下りするのはとても楽しい♪勿論スピードも自転車並なので周りの光景をゆったり眺めながら高野の山並みを楽しむことが出来ます。
そうして着いたのが「下古沢」駅。

下古沢駅
一日乗降客数…25名
ついに学校一クラス分位の人数になってしまいました💦
こんな秘境駅にも関わらずちゃんと自動改札機が整備されている辺り流石は「南海」でありますw



もうここまで来ると周りには僅かな集落があるのみ。
あっ、でも道路沿いに「真田砦」と言う真田に関わるグッズを扱う場所がありました。ただ訪れた日は生憎開いていなかったのでいつか機会があれば入ってみたいw


古沢の集落も歩いてみると何気に面白いスポットが点在しています
ここからはちょっと電車を降りて一駅分歩いて「上古沢」駅まで軽く散歩します。
途中には後で知ったのですが、この下古沢と上古沢の集落の間ある旧古沢幼稚園跡(廃校)には廃校カフェがあったみたい。これもいつか行ってみようと思います。
上古沢の駅は道路からかなり離れた高台にあるのですが、その麓エリアにちょっと興味深い神社を発見。
この神社は「古澤嚴島神社」と言う所。祭神は市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと)、聞いたことないなあ、と思って調べてみると、市杵嶋姫命は天照大神と須佐之男命の誓約により生まれたとされる水の女神様なんだとか。

小さな神社にも関わらずとても荘厳さを感じる神社。
整備もきちんとされており、こんな秘境エリアでありながらも、この地を守っている使命感みたいなものを感じます。
高野線秘境駅その6…上古沢駅
神社でこの地に訪れることが出来た事を感謝し、高台を上っていくとやっとこさ「上古沢」駅に到着です。


上古沢駅
一日乗降客数…12名
この古びた駅舎もここまで来ると滅茶苦茶周りに溶け込んでいて味わいも深まってきますね。乗降客数も下古沢駅の半分💦
これはこの先の駅になると、まさかまさかの。。。
次回へ続く⬇️