2日目は県北から一気に県南まで宮崎を縦断する予定。
毎回どうも強硬ルートなのは何故なのか?根本的にせっかちな所があるので、自分でも分かってはいるんですが、どうもねえ。。。
という事で朝から時間目一杯使って巡るだけ巡り倒そうと思います。
前回の日向市編はこちら⇩
日本海軍発祥の地「美々津」へ
ホテルでしっかり朝食も取り、パワーチャージ完了!前日に観光案内所に立ち寄れたので朝は7時半にチェックアウト。日向エリアで取りこぼしている2エリアを朝のうちに攻めていこうと思います。
先ず向かったのは日向市の南に位置する「美々津」エリア。
美々津は重要伝統的建造物群保存地区の町並みが海沿いにあるのと同時に、日本海軍発祥の地でもあり、ここから神武天皇が船を出した場所なんだとか。
宮崎、神様に守られた鉄壁の要塞の様ですね。
美々津重要伝統的建造物群保存地区
早速美々津海岸にある駐車場に車を停め、美々津の町並みへ。
駐車場から5分ほど歩くと美々津の伝統的な町並みに入れます。



京都などの町家造りを取り入れたと言う通り庭風の土間が特徴的な町並みで、朝早い静かな町の中を一人歴史散歩するなんて、朝から贅沢な時間です。


旧廻船問屋である「河内屋」であった建物は現在日向市歴史民俗資料館になっており、江戸時代の美々津の繁栄の歴史を伝えてくれる場所になっています。開館時間まで待っていると、残念ながら後半に響くので外観だけで我慢となったのは残念でしたが、代わりに時期的にもうすぐひな祭りの季節という事で町家のあちこちでおひな様飾りが町を彩っていたので、十分満足です。
日本海軍発祥の地とは神武天皇東進の聖地
美々津の重要伝統的建造物群保存地区から河口のところまで来ると、神武天皇お船出の地としてその伝説から神武天皇御進発の聖地という意味を込め「日本海軍発祥の地」となった碑が立っていました。

この碑の横にある「立磐神社」には、神武天皇が東征の船出の前に腰掛けたと言い伝えられている「御腰掛之磐」が小さな鳥居の奥に玉垣に囲まれ祀られていました。


宮崎に来てまだ1日しか経っていないのに、これだけ神に所縁のある地を巡り倒せる地、いやあ、、宮崎県凄し!!
日向市東郷町エリアへ
美々津だけでも数時間滞在出来そうですが、冬の行動可能時間は限られております。名残惜しいですが、次のエリアへ先を急ぎます。
続いて向かうのは日向市東郷町エリア、旧東郷町ですね。現在の日向市と平成の大合併で一緒になった地ですが、この東郷町で忘れてはならない有名歌人がいます。
その人こそ「若山牧水」、名前は聞いたことがあるかと思います。
とは言え彼の作った歌を知っているのか、と言われると額が無く申し訳ない💦
せめて今回の訪問で少しでも学の足しにしたいと思います。
地元民以外は立ち寄らないであろう小さな神社にある「世界一」
美々津から東郷町の牧水の生まれたエリアまでは車で30分位で到着出来そうなんですが、ふと車を走らせていると、第六感的なものが働き?(嘘ですw)ある集落のある脇道へ。。。
そこには「福瀬神社」と言う小さな神社があり、その奥の林を掻き分けていくと世界一の物があるのだとか。。。

もう神社の入り口からして立派な木々が聳え立つのですが、今回お目にかけるのは世界一の絶滅危惧種にも指定されているという「葉長樫(ハナガカシ)」です。
四国南西部や九州中南部といった温暖な地域の谷沿いに分布が限られる希少種で樹高約40m、幹周約5.6mで推定樹齢は300年を超えるまさしく御神木と言うに相応しい巨木です。
葉長樫の巨木を眺めているだけで、引き込まれていきそうな雰囲気。まさしく神が宿る「神木」だと思います。

歌人、若山牧水が生を受けた地、東郷町坪谷
ちょっと寄り道をしましたが、ここから20分かからずで9時15分過ぎに目的地の「牧水公園」に到着。


広い公園内には若山牧水の記念館があり、彼の生い立ちや短歌について色々と知ることが出来ます。
若山牧水文学記念館の傍には牧水生家があります
30分位のんびり彼の世界観に漬かった後、公園そばには魚釣りが上手だったという牧水が遊んでいたであろう坪谷川が流れており、その畔に彼の生家が残っていましたのでお邪魔してみます。


心地よい陽だまりが降り注ぐ縁側、彼はこの縁側で生まれたのだとか。。。
温かい日差しに包まれてこの地に生を受けた若山牧水、自然に囲まれたこの東郷の地が彼の知的好奇心を育んだのでしょうね。
生家の裏手にある裏山にある巨石には牧水が家庭の事情で文学を続けていくか、故郷に留まるか、と「文学か故郷か」で思い悩んだ心の葛藤を詠んだ歌が刻まれています。
ふるさとの 尾鈴の山のかなしさよ 秋も霞のたなびきて居り



静かな時が流れるこの東郷の地で大きな偉人の歴史が揺り動く、、、人間の大きさと小ささを共に感じ取れる、そんな東郷の町。
良い立ち寄りが出来ました。最後は牧水が通っていたという坪谷小学校を訪れ統合の地を後にします。(坪谷小学校、訪れた2026年を持って閉校となった様です。過疎化の波は牧水生誕地まで呑み込んでしまいました。。。)

次回へ続く
今回の行程
日向市街~美々津(美々津重要伝統的建造物群保存地区、日本海軍発祥の地)~福瀬神社~牧水公園(若山牧水記念文学館、若山牧水生家)