ETERNAL TREE~永遠の樹~

人との繋がりが長く、太くの願いを込めて。。。 ETERNAL TREE~永遠の樹~が育ちます様に。。。

歴史散歩、島根の旅…石見銀山(大森町並みエリア)編

ふと有休が一日取ることが出来、その一日と数少ない土日の休みを組み合わせ久しく行っていなかった山陰は島根県へ出かけてきました。

時期は5月の中旬、GWはまだコロナウイルス感染症の5類分類中だったので大人しくしていたので(高野山に上ったくらい)、久しぶりの遠出、車をかっ飛ばして向かいますが大阪からだと島根県に入るまでに4時間以上(;´・ω・)、結構やはりかかりますね。

そしてやっと着いたのは島根県太田市にある世界遺産石見銀山です。

今回はここ石見銀山から島根観光スタートしようと思います。
石見銀山遺産とその文化的景観」として、2007年に世界文化遺産となった石見銀山は、最盛期には全世界の3分の1もの銀を生産していたとされるだけあって、文化的価値もかなり高いものだったことが分かります。

今回は「石見銀山世界遺産センター」に車を停めて、半日かけて石見銀山を歩いて散策する予定ですが、丁度石見銀山の入り口に当たる「大森代官所跡」までバスが出ているので早速乗車。
おおよそ30分位おきに出ているので結構便利ですよ♪

痛車ならぬ痛バスwww
最近は電車もバスも痛系人気ですね♪

この萌え萌え系バスに乗って10分弱、石見銀山観光の入り口、「大森代官所跡」に到着です。
周辺に少しだけ駐車場がありますが、混んでいることも多いので、車で来るなら世界遺産センターか、ルートの中盤にある「石見銀山公園」の駐車場が良いかと思います。

それではルートに従って石見銀山散策スタート。
以前ここには一度2007年に世界遺産になる寸前に行ったことがあるので、かなり久しぶりの再来訪ですが、今回は前回訪れなかった場所も見て回るべく、このエリアオンリーで一日を使おうと思います。

石見銀山のルートマップはたくさんありますが、全体を載せているものを石見銀山世界遺産センターさんのサイトから参考に見て見てください。

ginzan.city.oda.lg.jp

代官所跡エリア」は石見銀山の入り口のエリアに当たり、代官所に関する遺跡や文化財が点在しております。
それでは早速代官所跡近くにある「城上神社」から旅の始まりの御報告をさせてもらい、散策に出掛けます。

ねじり大木が龍の様に静かにして厳とした姿は、この地を守る氏神様と言うに相応しいです。本堂の中には龍画があって、(中に入れなかったので見れませんでしたが)龍画の下で拍手を打つと龍の鳴き声の様に聞こえるのだとか。

続いてはこの代官所跡エリア最大の見所、まさしく「大森代官所跡」にお邪魔します。

igmuseum.jp

またの名を「いも代官ミュージアム石見銀山資料館)」www
こっちの名の方が親しみあって好きですけど、何故に「いも代官」なのか?

それはこのいも代官こと「井戸平左衛門正明」が享保の大飢饉の際、このエリアで鋳物栽培を推奨し、飢饉を乗り切った立役者として銀山の代官業務のみならず、地域の救い主として崇められているからなんですね。
政治を司る人と言うのはこういう方であってほしいものです。

続いて向かったのは「勝源寺」と言うここ大森の代官や奉行の菩提寺として建立された由緒あるお寺。
お寺自体はとても趣がある重厚な山門が魅力的ですが、少し寂れた感が趣を増します。

それでは、ここからは代官所跡エリアから銀山エリアに向かう大森銀山重要伝統的建築物群保存地区の町並みを楽しもうと思います。
1キロ以上もある町並みは代官所跡エリアと武家・町家エリアが連続して繋がっており、歴史町探訪をするにはちょうど良い導線。
ただ、個人的に好きな枡形地形が無いのは、やはりこの石見銀山エリアが天領地で、敵攻めの可能性が低かったからなのでしょうかね。

赤瓦が目立つ町並みはまさしく江戸時代にタイムスリップしたかの様。
人の往来もそこまで多くないので静かに銀山のおひざ元を散策できるのは良いですね。
長らく代官所の御用商人として栄華を極めたであろう熊谷家住宅等もあり、じっくり時間をかけながら少しずつ進んでいきます。

ちょうど代官所跡エリアと武家・町家エリアの境に来た辺りで、町を一望できる「観世音寺」に到着。

町を見下ろせる重要伝統的建造物群保存地区もそんなにないかなあ、と思います。
赤瓦が良い味わいを醸し出してくれています♪
この奥に石見銀山があるんですねえ。。。
これからの行程も楽しみです。

スタート地点の代官所跡から500メートルほど来ました。
ここからは「武家・町家エリア」へ。

と言いつつ、それほど見た雰囲気的には代官所跡エリアと変わった感じはしないけど、その分今でもお住まいになっている町の方々の生活の空気がすごく伝わってきて、身近に感じるのはやはりここが町家エリアだからでしょうかね。

代官所跡エリアから1キロちょっと歩いてくると「銀山公園」が見えてきました。
ここから先のエリアが「銀山エリア」になります。

まだまだ行程は3分の1いや、立ち寄り場所も含めると4分の1程。
流石は日本最大の銀山を誇った石見銀山です。

 

次回へ続く↓

sugisi.hatenablog.jp

大阪から石見銀山

 

石見銀山大森町並みエリア)

石見銀山世界遺産センター~(バス)~大森代官所跡(城上神社、いも代官ミュージアム)~勝源寺~熊谷家~観世音寺~河島家~銀山公園

にほんブログ村 旅行ブログ 国内一人旅へ
にほんブログ村

にほんブログ村 旅行ブログへ
にほんブログ村