2月と言えば職場では発表会に次年度の準備が重なり、その上休みも日曜のみが続き、唯一自分のグループが2月の23~25が連休で土曜日が休みとなったため、ストレス発散するか!と急遽旅に出てきました。
本当は連休は身体を休めるつもりだったんですが、発表会を控えたある日、担当が準備が出来ておらず、上司に注意を受けたのですが、そのとばっちりがこちらに回ってきて(準備不足はまあ仕方がないとして、その後の行動が逆ギレで、周りに当たり散らすと言うクソガキレベルの事があり、助け舟を出そうと思っていた俺にも思いきり当たってくるという最悪な状況が(*´Д`)??)、えーい、鬱陶しいわあ!と逆ギレに逆ギレする訳にもいかず悶々。。。
そんな鬱憤を晴らすべく急遽組んだため、どこに行くかと言うもあまり考えが至らず、ふと癒しをテーマに考えてみた時、テレビで見た「うさぎ島」の事が頭によぎり。。。
ええ、速攻宿決めしましたw
この地点で出発6日前、連休だし宿取れるかな?と思ったんですが、何とか安い値段でいい所取れたので無事決行の運びとなりました。
「うさぎ島」って因みにどこにあるの?とお思いの方、ここになります↓
広島県竹原市にある瀬戸内海に浮かぶ小さな小島ですが、休暇村やキャンプ場などもあり小さなリゾート島の様ですが、基本住民はいない「無人島」(休暇村があるので正確には違うけど)で、その代わりに住民ならぬ「うさぎ」がたくさん住み着いており、もう癒されるならうさぎさん以外にいないっしょ!!と言う訳(笑)
大阪からはおおよそ330キロ、車で行くには軽く4時間以上はかかります。
早朝5時か6時には出ようと思ってたんですが、連日の残業で時計は4時半に設定するもどうしても体が起きず、結局出発は7時になってしまいました( ;∀;)
疲れに身体が対応出来なくなってきたのは老化ですよね、、、
そのうえ、運の悪いことにこの連休のみ連日「雨」模様の予報(涙)
出発前からテンションダダ下がりです_| ̄|○lll
連休なので、高速なども結構混んでいるのでは、と思ったんですが、伊丹空港~宝塚辺りで少しゆっくりになった程度で、あとはスイスイ!ほぼ想定の時間通り11時半前にうさぎ島こと大久野島の入り口に当たる「忠海港」に到着です。
チケット売り場になる建物が何ともあの「三戸岡」シリーズチック。
行く前からリゾート感を高めてくれます。
因みに忠海港でうさぎの餌を買っておかないと、大久野島では何も買えませんので準備怠らない様に。
このチケット売り場の建物と港湾施設の売店で買えますよ。
本当は出発がもう1~2時間早かったらもっとゆっくり大久野島を堪能できたのですが、自分の出発が遅くなったため、島での滞在時間は1時間半。
まあ、うさぎと戯れるだけなら十分な時間なんですがね。
11時50分、船に乗っていざ大久野島(うさぎ島)に出発です。
船もピンクでデコレートされていて、窓にもうさぎのシールが貼られる等うさぎ一色💛
船は10分程で大久野島(うさぎ島)に到着。
ここから1時間半かけて大久野島をグルッと巡ってみようと思います。
因みに天気予報では旅程中ずっと雨模様だったのですが、最新の天気予報だと1日目、2日目は少しずつ回復傾向みたい。
ちょっと運が向いてきたか?wこの後も特に雨に降られることも無く過ごすことが出来ました。
船を降りると、小さな桟橋と待合所があるだけで本当普通の公園の一部?って感じで何もない大久野島。
うさぎの餌も忠海港で買っておかないと、と申しましたが自販機があるだけで飲食店とか全くありません、お腹すいたら唯一休暇村しかない、それが大久野島であります。
(と言うか1周4キロ程の小島ですので何も持たなくても大丈夫ですけどw)
それでは早速大久野島の癒しの世界へレッツゴー!!です。
いや~!!!!
めっちゃきゃわいい~~~~~💛
もう完全男忘れて、乙男?になってまうわあ♪
餌をあげようとすると、自ら近づいてきて鼻と髭をヒクヒクさせながら頬張ろうとするうさぎちゃんたち、超絶プリチー💛であります!!
しかーし、このかわいらしいうさぎちゃん達の本領が発揮されるのは、島の奥に行ってみて初めて分かるのです、、、
大久野島がうさぎで埋め尽くされるようになったのはいくつかの説がある様で、詳細は不明、ただ一つ言えるのはうさぎ島と言う名で有名になった大久野島は、実は戦前「有名になってはいけない島」であったという事。
と言うのもここ大久野島は戦前、旧陸軍による「毒ガス製造工場」が創られることとなり、その機密保持のために地図上から意図的に「消されてしまった」悲しい運命を背負った島だったのです。。。
そんな悲しい歴史を背負いつつ、現在は平和のマスコット的存在としてうさぎがこの大久野島を守っているのかもしれませんね。
島内にはそんな悲しい歴史の遺産物が点在しており、うさぎの癒しと共に時間があれば是非戦争遺産を見て回られるのも良いかと思います。
島全体が戦前の軍事機密となっていただけあり、施設の残骸にも禍々しさが残っていますね、島の高低差もあるので全部見て回るにはやや体力と時間が必要ですが、今回時間ギリギリまでうさぎと負の歴史と両極端な世界を味わうことが出来ました。
大久野島には静かに気になるスポットも点在。
島を守ってくれていたであろう朽ちてしまった神社や、これまた古びた小さな灯台等、離れ小島ならではの雰囲気も味わえますよ。
そして、こう言うエリアこそあの「うさぎ」さんの本領発揮する場でもあるのです。
この辺りまで来ると人もほとんどおらず、近寄ってくるうさぎに餌でもあげようか、と袋を準備した途端、、、
ダッ、ダッ、ダダダダアダダダダダアーーーー!!!!!
お、お、おおおーーーい。。。Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)
観光客がたくさんいるエリアのうさぎさん達は、走って近寄ってきてもピョコピョコ♪と可愛らしいのですが、山のエリアにいるうさぎ達は、生存競争が厳しいと言わんばかりに猛ダッシュでほぼ体当たりで近寄ってくるのです。
もうはっきり言って彼らはうさぎとは言いません、小さな「いのしし」であります!
猪突猛進、ならぬ兎突猛進と言う言葉を作っても良いかもしれませんww
膝に乗りに来たり餌をもらえるのか?と手の周りの匂いを嗅いだり、と本能丸出しのうさぎ達。。。
またこれも可愛らしいのかもしれないが、何ともやんちゃな(;´Д`)
と、ふと時計を見るとなんと13:40分、げっ、船に乗り遅れた!!
と一瞬焦ったものの、何とその8分後にフェリーも出ていることが分かったので、猛ダッシュで船着き場に戻ると船が着岸中!
ひょえー、本当ギリギリセーフ。
自分が乗り込むとすぐに船は離岸し出航。
この後別の場所にも立ち寄りたかったので、どうしてもこの時間を逃すわけにはいかなかったのでホッ。
因みに1時間に1本くらいは船はありますので、うさぎ島メインの方はゆっくりうさぎさん達と戯れてくださいませw
次回からは栃木旅としまなみ旅を交互に更新していこうと思います。
続く