前回の最上、新庄市編はこちら↓
目次
- 戸沢家墓所は昔ながらの一軒棟の様で興味深い墓所です。
- 原蚕の杜はリノベーションで新旧うまく組み合わせた複合施設
- 新庄リベンジを図るべく旧矢作家住宅に向かうが。。。
- 秋田県湯沢市の山深い狭路の先にある地獄「川原毛」
戸沢家墓所は昔ながらの一軒棟の様で興味深い墓所です。
雪の里情報館にて豪雪地帯ならではの歴史文化を学んだあとは、新庄を栄えさせた大名である「戸沢家墓所」が新庄城跡からほど近い所にある、とのことで早速向かうことにします。
主要道からはちょっと入り組んだ狭い道を進んでいくので、暫く迷いながらも無事到着。
米沢にある上杉家廟所とはまた趣が違い、茅葺屋根の墓所が何とも特徴的で、まるで家の様です。
それもそのはず、これらの墓所は一軒一軒歴代当主とその家族が茅葺屋根の棟の中に一緒に祀られている独特な形式の墓所なのです。
なんか戸澤家のアットホームな雰囲気が感じられますよね。
原蚕の杜はリノベーションで新旧うまく組み合わせた複合施設
続いて向かったのは戸澤家墓所のほぼお隣?な場所にある「新庄市エコロジーガーデン「原蚕の杜」」
養蚕研修所をリノベーションして新たな情報発信エリアとして作られたところで、養蚕関係の資料館だけでなく、カフェや文化施設もリフォームされた養蚕施設内に作られており、まさしくエコロジーな施設となっております。
新庄リベンジを図るべく旧矢作家住宅に向かうが。。。
それではそろそろ秋田県に入ることにします。
その前に前回新庄に訪れた際、見学することの出来なかった「旧矢作家住宅」に立ち寄ってリベンジを。。。
と思ったら、まさかの今回も「見学不可」_| ̄|○lll
何故にこうも外すかねえ。。。
これは三度目の正直を信じ、またこのエリアに来い、と言う何かのお達しなのでしょうか?残念ですがこのまま秋田へ。。。
石動神社の大杉で失った運気をチャージ♪
いや、待て!ここからそう遠くない所に新庄ならではの木に纏わるスポット「石動神社」の大杉が見られると観光マップにはある。折角だし矢作家のリベンジ失敗の穴埋めと言う訳ではないけど立ち寄ってみてから秋田へ向かいます。
石動神社の手前には農道に鳥居が建っており、このエリアでは相当のパワーを持った神聖スポットであることは明白!!
鳥居の奥に見えるあの杉の木々の中に神社はあります。
神社自体はそれほど大きいわけではないですが、このお堂を包むように林立する杉林に不思議と凛とした空気を感じてしまいます。
ここには樹齢千年を超える大杉があり、この地のパワーを一身に集めているかの如くまっすぐに聳えたっておりました!
石動神社に立ち寄って時計をふと見ると、時間は1時半。
そろそろ秋田県は湯沢市にある「地獄」が気になっていたので向かおうと思います。
秋田県湯沢市の山深い狭路の先にある地獄「川原毛」
その地獄と言うのは「川原毛地獄」と呼ばれるところ。
青森の「恐山」、富山の「立山」と共に日本三大霊地の一つとされ、(日本三大霊山とはまた違うらしい)、荒涼とした光景が目の前に広がっています。
宮城と秋田を結ぶ国道108号、別名「こまち湯ったりロード」なんて洒落た名前の付いた県道ですが、見事な「険道」ぶり。ワイディングの上、狭路が続き目的地まではそんなに遠くないはずなのに、一向に目的地に着かないまさしく「地獄への道」であります。
川原毛地獄を下りながらトレッキング(; ・`д・´)
そんな険道と奮闘しながらやっと川原毛地獄が見渡せる場所に到着。
車を停めるスペースも数台何とか停められる程度の道幅しかなく出来るだけ端に寄せて川原毛地獄を巡ってみます。
正式には「川原毛の酸性変質帯」と言われ、ここから尾根沿いにこの酸性変質帯が続いております。
山の尾根の頂上部は相当酸性の有毒ガスが出ている為か、入道禁止と。。。
仕方がないので延々下って目指すある場所へダイレクトに進んでいきます。
この灰色に包まれた草木一本生えていないまさしく「無」の世界。
こんな有毒ガスが湧き出る無の世界で一人でいること自体がまさしく「地獄」状態ですよね、緑の木々が見えてきた時、ちょっとホッとした自分がいましたから。
地獄にある小さな極楽「川原毛大湯滝」へ
川原毛地獄を抜けると、川原毛地蔵尊が祀られているエリアに出てきました。
ここからは白黒の色のない世界から一転、緑の木々の小路を川沿いに降りていきます。
この先にあるのは何なのか。。。
それがこちら。
エメラルドグリーン色に変色した岩肌が幻想的なここは「川原毛大湯滝」
名の通り流れ落ちる滝は「温泉」なのです!!
強酸性の温泉なので皮膚の弱い人は避けた方が良いですが、折角来た訳ですし足だけでも、と天然の足湯を堪能。
適温時期は7~9月という事で、丁度良い時期に訪れることが出来ました。
深い所では天然風呂状態で入れるのでチャレンジャーは是非♪
しかし、ここで時間は16時になっています、、、
やばい、今日のお宿は秋田県の山奥にある一軒宿。
それも相当の秘境エリアにあるので、ここから車飛ばしてもかなりの時間が。。。
地獄エリアもかなり駆け足で巡ったのに、この後も駆け足モード全開で急がないと!
湯沢からいつもの秋田の定宿?「駒ヶ岳温泉」まででも2時間はかかるのに、今回のお宿は更に奥の奥、ナビ計算でも4時間弱!!
秋田県、大きすぎっしょ!!
続く↓
もう一つのサイトも更新中♪
今回の行程