尾鷲、関西に住んでいる人であれば、台風等の時に和歌山の串本等と並んで出てくる暴風雨警報の中継地、そしてそれだけ多くの雨が降る日本全国で有数の多雨エリア。
なかなか大阪からも行き辛いエリアです。
そんな滅多に訪れることも無い尾鷲市のお隣まで来た訳ですし、どんなところか拝んでいきたいと思います。
前回のブログはこちら↓
尾鷲市と言えば何と言っても馬越峠に代表されるように「熊野古道」が有名ですが、「熊野古道センター」と言う熊野古道に関する歴史、文化そして自然に関する展示資料を見ることが出来る施設がある様なので、折角熊野古道を歩いてきたわけですし、ここに立ち寄って見聞を広げようかと思います。
檜造りの大きな施設なのに、資料館は何と無料。
俄勉強でも熊野古道の事を分かりやすく知ることが出来るこの施設、自分は順序が逆になってしまいましたが、尾鷲に来たらまず立ち寄ってみると良いかと思います。
さて、もう一つの尾鷲スポットへ向かいます。
とは言っても本当俄で訪れたので、下調べをもう少ししておけば良かったんですが、メイン処の熊野古道センターと馬越峠以外把握していない中で、ルート上に現れたのは「尾鷲神社」、目の前には大きな大楠が聳えております。
この尾鷲神社の例大祭「ヤーヤ祭」は奇祭としても有名らしく、あの武士たちが名乗りを上げる際に言う「やーやー、我こそは。。。」から来ているのだとか。
２月の寒い時期に行われるこの奇祭では男衆が大人の「おしくらまんじゅう」みたいなことをして豊漁、豊作を願う催事だそうで。。。
地域の独特な風習の一端をたまたまの訪れで知ることが出来ただけでも収穫ですね。
それでは、遅くなりましたが、本題の伊勢参りに、、、
と思ってたんですがね。。。
その道中に出来たばかりのある施設がどうしても気になってですねえ。。。
全国のワイドショーでも取り上げられていたので、滅多に来ないエリアだし混み混み必至とは思うけどルート上にあるし、立ち寄ってみよう。。。
その場所こそ、
「VISON（ヴィソン）」です！！
VISON（ヴィソン）は「美しい村＝美村」からもじったもので、日本最大級の観光リゾート施設を謳うだけあって、とんでもない広さの敷地にあちこちレストランやショップ、そして宿泊施設等一日過ごせ、と言われれば絶対過ごせそうな位色々目移りする施設の数々、しかしそれ以上に人のなんとも多いことよ。。。
あば良くばここで軽く食事でも、、、と思ったが無理そうです( ；∀；)せめてもと、並んで買った三重県産の小麦で作った総菜パンを頬張り、伊勢エリアに突入いたします。
伊勢エリアに来たので、ここからは「お伊勢参り」の基本的な巡り順を確認してみましょう。
二見浦の「二見輿玉神社」へ身を清めるために禊をし、その後「外宮」「内宮」を参拝、そして伊勢神宮の鬼門に当たる朝熊岳にある「金剛證寺」で基本的なお伊勢参りは完了するそうです。
では、順序良く先ずは二見浦へ。
ここは良く観光しに来ていましたが、二見ヶ浦と言えば言わずと知れた「夫婦岩」が有名ですね。
夫婦岩は猿田彦命のい霊石と言われる「輿玉神石」と岩の間から上る日の大神の「鳥居」の役割を持つ神聖な場所だとか。
天気が良い冬の日などには遠くに富士山も見えるんだと、流石は神聖な場所だけあり、縁起が良いですなあ♪
近くにはなぜかカエルが一杯。
なんでだろうなあ、と思ってたらどうやら猿田彦命の御遣いとして、そしてお伊勢参りから「無事にかえる」こともかけて祀られているようですね。
夫婦岩の後ろには「蛙岩」もあるらしいけど分からなかった(^_^;)
境内には天岩戸もあり、ん？と思ったけど天岩戸は結構あちこちにありますものね、隠れん坊の大好きな天照大神様♡
禊橋を渡ったので一応？禊も完了！！と言うことで、それでは本殿である二見輿玉神社を参拝しようと思います。
夕方だというのに参拝者の波は途切れることがありません、流石はお伊勢様、日本人の心の拠り所の中心地として人々の心を引き付けてくださる。
さあ、それではもう夕方になりましたが、この後は順番に従い、豊受大神宮（外宮）に向かうことにします。
続く↓
今回の行程
