2023年最後のブログとなりました。
こちらのサイトに移って3か月、熊本の聖地巡礼、そして今回の伊勢参りと2つの旅行記を書いてきましたが、今回の伊勢参り旅行記まで何とか書ききることが出来ました。
それでは最終回、志摩市編書いていこうと思います。
前回はこちら↓
もう一つのサイトも更新中♪↓
内宮から県道32号(伊勢道路)で一本、先ずは志摩市に入ってすぐの場所にある「天岩戸」に立ち寄ろうと思います。
「天岩戸」本当あちこちに存在しておりますが、今回の旅行記でも二見輿玉神社にも出てきましたね。
このエリアは伊雑宮の鎮守の森として、樹齢360年を超える岩戸桜等もあり、神が治める地として、凛とした空気が何とも気持ちを落ち着かせてくれる雰囲気があります。
参道を進んでいくと、目の前に「恵利原の水穴」こと「天岩戸」が現れます。
日本の名水100選にも選ばれている「恵利原の水穴」、鳥居から湧き出るこの神水。
鳥居から出てくる湧き水と共に涼しい風が噴き出てきて、なんとも神秘的。
そうそう、この上を上っていくと「大沢の風穴」があるとのこと、頑張って上ってみますか!
何といっても水と風は相性がいいですからねえ。(伊勢神宮は「水」属性)
恵利原の水穴から200メートルちょっととありますが、結構な山道。
そんな疲れる道程をクリアすると、大沢の風穴に到着。
静かにしていると風の通る音が聞こえてくるのですが、もっとゆっくり聞き来たかったのにも関らず、実はこの辺りからパラパラと雨が降り始めゆっくり留まるには厳しい状況、この上にある猿田彦の祠まではちょっと厳しいかな。。。
駐車場まで戻ってくると結構な本降り。
今回の旅程もあと少しなので、ここは踏ん張って次の場所へ。
本当なら内宮最後の別宮「伊雑宮」へもすぐにアクセスできるのですが、少し時間があるので、足を延ばして志摩湾を堪能できる場所を急遽2か所程ピックアップ♪
その一つ目が「びん玉ロード」
びん玉?ええ、見たままビー玉を大きくしたようなこの「ガラス玉」がその「びん玉」です。
漁師が浮きとして使っていたこのびん玉をアートにして海沿いの散策路を飾り始めた所から静かにブームになったのだとか。
でもタイミング的には夜に来るのがいいみたい。そりゃそうだ、昼観たらビー玉の塊ですもんねww
夜の雰囲気を見たい方は↓のサイトでどうぞ。
そしてもう一つ、志摩湾を見下ろせる場所として有名なのが「横山展望台」
標高140メートルの高台から志摩湾のリアス式海岸を一望できる展望台。
カフェなども併設されており、天気が良ければさぞかし美しい風景が拝めたことでしょう、ええ、天気さえよければ(;^_^A
数日前までは天気予報では雨の予定は無かったんですけど、こればかりは仕方がないですよね。
この横山展望台に着いた辺りから、雨も小康状態で濡れずに最後の行程まで何とかクリア出来そうです。
それでは内宮別宮の最後、「伊雑宮」へ向かいます。
・伊雑宮
…御祭神は天照大御神御魂
…瀧原宮と共に「遙宮」として内宮の別宮として海、山の幸の豊穣が祈られてます。
…日本三大御田植祭の地でもり、伊雑宮の横に広大な「磯部の御神田」があります。
倭姫命が伊佐波登美命に命じて作られた伊雑宮は御神田を持つ唯一の別宮、別宮の中でも荒祭宮、月讀宮、瀧原宮に次ぐ順位と言うのも頷けます。
伊雑宮の周辺には伊雑宮を作らせた伊佐波登美命の祠や、伊雑宮に参拝される前に身を清めるために「風呂屋の谷」と呼ばれる湧き水池等もあり、ちょっとした伊雑宮巡りを楽しめましたよ。
これで無事に内宮、外宮の全てのお宮参りは完了!!
なんてね、実は神宮参拝は全て終わったのですが、最後は伊勢参りの〆となる「あの場所」に向かって全ての行程が終了する予定。
その前に一か所、気になる場所があるので、そこに立ち寄ってから最後の「あの場所」へ向かいます。
その場所こそ「神明神社」
・神明神社
…別名「石神さん」、海女さん達が古来より女性の願い事を一つ叶えてくれると言う「鳥羽三女神」の一人「石神さん」が祀られており、豊漁、そして海の安全を祈願していた神社。
女性の願いを一つ叶えてくれるとあり、写真には写っておりませんが、結構たくさんの女性の参拝者がこの日も訪れてらっしゃいました。
あ゛~、女性の願いを叶えてくれる神がいるなら、男性の願いを一つ叶えてくれる神様もいても良いのに。。。等とうだうだ思いつつお参り。
でも、この石神社には流石にお参りできなかったわww(女性専用よ!と言わんばかりの空気だったので(;^_^A)
神明神社を後にする頃には16時過ぎ、そろそろ最後の「あの場所」に向かって伊勢参りの旅を締めたいと思います。
その場所は鳥羽駅近くの「伊勢志摩スカイライン」と言う有料道路上にあり、夕闇迫る時間ですが、ギリギリ間に合いそうなので頑張って向かいます。
そして、16時40分頃、標高500メートルの朝熊山と言う場所傍にある「あの場所」に到着。
その場こそ「金剛證寺」です。
・金剛證寺
昔より伊勢神宮の鬼門を守る寺として、神宮の奥之院ともいわれ
「お伊勢参らば朝熊をかけよ、朝熊かけねば片参り」
と伊勢音頭にも唄われており、参宮する人々は当寺に参詣するのが基本だったとか。
ならば、伊勢参りの最後はしっかりこの金剛證寺をお参りしない訳にはまいりませんよね。
もう日暮れギリギリだったので誰もいない境内でしたが、静かな気持ちで今回の伊勢参りへの感謝を伝えます。
いやあ、1泊2日でよく巡ったなあ、、この伊勢参りを昔の人達は何十日もかけおこなっていたわけですよねえ。
今は本当便利な世の中になりました。
それではそろそろ大阪に戻りますか、いや、ちょっと朝熊山に来たのだし、少し休憩していこうぜ!!
ここは金剛證寺近くにある「朝熊山展望台」にある「足湯」
天気が良ければここから鳥羽の町並みや海を一望できますが、雨上がりの夕方と言うこともあり、誰もいませんwww
独り占めで暫く疲れた足を浸し、疲れを取らせてもらいます。
近くには「天空のポスト」等もあり、ちょっとしたホットスポットでした!
最後はちょっと天気に恵まれませんでしたが、雨に降られたのも僅かな時間だけでしたし、何と言っても伊勢参りが無事にコンプリート出来た事に感謝ですね。
これで伊勢参りシリーズは終了。
無事に年内にコンプリート出来たのでちょっとホッとしておりますw
新しいサイトでまだまだ、全然使いこなせておりませんが、また良かったら絡んでいただければ幸いです。
来年は「辰年」、皆さんの運気も「登り龍」の如く上がっていくことを願っております。
次回は年明け、先週行ってきた年末の旅を書いていこうと思います。
(なのに、実はまだ半年以上前に行った旅行記も書ききれていないのですが(笑))
神が誘うお伊勢参りシリーズこれにて完。
神が誘うお伊勢参りシリーズ(その1~その6)
今回の行程
内宮(おかげ横丁)~天の岩戸(恵利原の水穴、大沢の風穴)~びん玉ロード~横山展望台~伊雑宮(伊佐波登美命鎮座地、風呂屋の谷)~神明神社~朝熊山(金剛證寺、朝熊山頂展望台)