ETERNAL TREE~永遠の樹~

人との繋がりが長く、太くの願いを込めて。。。 ETERNAL TREE~永遠の樹~が育ちます様に。。。

再びの台湾縦断紀行…阿里山は幻の天空庭園だった。。。

12:30、奮起湖を後に霧濃い山道を阿里山に向けて走り出します。

前回の奮起湖編はこちら↓

sugisi.hatenablog.jp

車窓から見えるのは数十メートル先も見渡せない濃霧。。。
こうも霧が濃いと阿里山の眺望は絶望的だなあ。
まあ、霧に包まれた神秘の阿里山の山々を拝めるのもまた一興か、、、等と思いながら進むこと30分程、、、

霧が晴れ始め、少しずつ視界が明るくなってきました。
おっ、もしかして霧が晴れてきたのかな?
とちょっとテンションも上がる中、一時間弱程で無事に目的地「阿里山」に到着です。

お゛~、雲一つない快晴!!これはめっちゃテンション上がる!
早速ここからは3時間の自由行動、阿里山国家森林遊楽区を満喫しようと思います。
16時30分までに阿里山のビジターセンターに戻ってきたら良いとのことなので、出来るだけ巡り倒そうと思います♪

出発は「阿里山車站」エリアとなりますが、トレッキングエリアは「沼平」「神木」の2エリアを見て回れればちょうど3時間くらいになりそうです。
※「祝山」エリアは早朝の日の出の時間のみ移動可。まあ歩いて行ったら戻ってこれないですよねww

今回は王道の阿里山→沼平→神木→阿里山と左回りのルートで楽しもうと思います。
しかし、折角阿里山に来た訳です、阿里山の「五大奇観」を少しでも堪能しようではありませんか!

 

因みに阿里山の五大奇観とは…

「日の出」「夕日(夕霞)」「雲海」「鉄道」「神木」を指し、日の出は流石に宿泊しないと拝めないとしても、夕日と雲海、鉄道、神木の四奇観は可能じゃない?と思い、先ずは「鉄道」に当たる「阿里山森林鉄道」に乗車しようと思います。

ん?阿里山森林鉄道って前回言っていたけど、嘉義から阿里山を繋ぐ鉄道で平日だと一日一便、祝祭日でも三便しかない幻の列車でなかったの?

ふっ、実はですねえ。。。

麓(嘉義)から阿里山までの列車に関してはそうなんですが、この阿里山内には現在「神木線」「沼平線(早朝の祝山線延伸部)」と言う「支線」があり、時間が合えばその場で乗ることが出来るのであります♪
ならば、乗らない手はございません。
(因みに本線に当たる嘉義阿里山間は2023年現在途中の「十字路」と言うところまでしか復旧しておらず、十文字からバスへ乗り換えとなっている為、直通は無理な状態です)

それでは、早速「世界の車窓から」モードで僅か6分程ではありますが列車の旅を楽しもうではありませんかw今回は14:00発の「沼平」方面の列車に乗ることにしました。

車内はコンパクトですが、阿里山桜のマーキングがまた洒落ています。
14:00列車は沼平に向けゆっくりと出発。
ディーゼルカーは一番後ろに繋がれていてプッシュする形で山を上っていきます。

うぉー!いいねえ♪この車窓からの景色。
乗客もほとんどいなかったので我物顔で「世界の車窓から」を堪能♪
テンション爆上がりの状態のまま沼平へのショートトリップは終わり、もっと乗っていたかったww

それではここから2時間かけて沼平から神木エリアまでの奇観の二つ目、「神木」の数々を拝みにトレッキング開始!
駅周辺は公園になっていて、ちょっとした天空歩道になっていたり、蒸気機関庫があったりとスタートダッシュから色々阿里山攻めてこられます。
こっちから攻めていこうと思っているのに、やるな阿里山

公園を抜けていくといよいよ森林トレッキングゾーンへ突入。

いやあ、もうこれ見事にもののけの世界そのものでしょ!
神木、いや怪木とも言える阿里山ならではの奇景の数々!
こんな神秘的な神木の世界が沼平、神木エリアと続くのであります!!

そうするうちに沼平エリア最大の名所とも言えるのではないでしょうか、「姉妹譚」に到着です。

上の写真が妹譚、下が姉譚ですが、どちらもなんとも美しい💛
水面が磨き抜かれた天然鏡となっていて、水面の反射がまるでもう一つのパラレルワールドに繋がっているかの如くのきれいさ!!
眺めていると女神さまでも現れそうな勢いであります。

木蘭園と言う春先には蘭の花が咲き乱れるであろう木々のエリアを抜けると、ちょっと一息エリア、「阿里山受鎮宮」に到着です。
あいにく工事中で外観はきちんと拝めませんでしたが、寺院自体は普通に見ることが出来ましたよ。

阿里山の自然をお守りされている寺院ですが、受鎮宮横には売店なども並んでおり、平日にも関わらず多くの観光客が一休み中。
しかし、出来るだけ巡って廻りたいので、受鎮宮を見た後は神木エリアに繋がる遊歩道を進んでいきます。

この木は阿里山一の大きさと言われる「第28号巨木」、樹齢2000年を誇るだけあり、素晴らしい立姿です。
因みに沼平から神木エリアまでは下り坂で足取りも軽くなります、ただ神木からはまた一旦上らないといけないんですけどね。

そして、神木エリアの中心、神木駅が見えてまいりました。
大体ここまでで沼平から小一時間、ゆっくり見て回ってこのペースなら十分焦らなくても巡れそうですね。

ちょうど阿里山からの列車と観光列車なのかな?機関車との2ショットゲット出来ました♪
この神木駅の裏手の山は神木と呼ばれる巨木群があちこちにあり、上りでも全然苦にならない位巨木のパワーをたくさん頂きました♪

鉄道、神木と二つの奇観を堪能し、雲海は流石に無理かなあ?なんて思っておりましたが、いやいや、さっきまで濃霧の中走ってきた訳だし、きっと遠めでも拝める場所ありそうじゃない?と神木エリア傍にある「慈雲寺」へ行ってみると。。。

うぉー!!なんだこの絶景は!!??
こんな見事な雲海を拝めるなんてなんて素晴らしい所なんだ、阿里山!!
のんびり雲海を20分位ジーっと見入っていたら、周りから急に湧いて出たかのようにたくさんの観光客が盛り上がり始めたので、そろそろ阿里山駅に戻ろうと思います。

わずか3時間、しかし内容の濃い3時間を堪能し、阿里山を16:30に発ちます。
帰り道、夕霞を拝めるスポットがあると言うことで、アクティビティの車が立ち寄ってくれました。

う、う、美しい夕霞の阿里山!!
雲が黄金色に染まりきる前には少し早かったけど、これで見事五奇景のうち、日の出を除く四奇景を味わうことが出来ました!!
台中から一日かけてこの地まで来れたことを感謝です。
暴走アクティビティではありましたが、この地を踏めたことで良しといたしますww

アクティビティの帰りもあの天長山龍穏寺で休憩。
行の時も煌びやかやなあ、と思っていましたが夜のこの電飾ギラギラもまたイトヲカシですねwww

こうして無事に台中に戻ってきた頃には20時前。めっちゃ時間かかったけど本当楽しかった!
この後は本当は宿に直行のパターンですが、台中の夜を楽しみたい。
老体に鞭打って夜の台中市街にレッツゴー!であります。

続く↓

sugisi.hatenablog.jp

今回の行程

阿里山~沼平~神木~阿里山

阿里山アクティビティ行程

台中~天長山龍穏寺~奮起湖~阿里山

 

 

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