ETERNAL TREE~永遠の樹~

人との繋がりが長く、太くの願いを込めて。。。 ETERNAL TREE~永遠の樹~が育ちます様に。。。

夏目友人帳聖地巡礼地の旅…その5

大畑駅を後にくま川鉄道沿いを東進して、終点「湯前」に向かいます。
令和2年の豪雨水害でこの路線も長期間運休となっていましたが、令和3年の秋に一部区間が復活、まだ人吉市街までは不通が続いていますが、頑張ってもらいたいものです。

前回の人吉市街編はこちら↓

sugisi.hatenablog.jp

さて、湯前町では、夏目分は少し置いておいて、標準の観光スタイルで名所をいくつか立ち寄ってみようと思います。
前回このエリア、宮崎県の椎葉村に向かう際、通過しているのですが、五木村から大回りで巡った関係で時間もなく、完全スルーしてしまっていたエリアですので、すごく心残りだったんですよね。

先ずは「千光山 生善院」
かわいらしい猫が鎮座しているお寺ですが、このお寺の謂れにも出てくるのがこの猫。
無実の罪で葬られた息子の母が無念を愛猫に言い包め、その猫と共に自死した後、猫の怨霊が現れ奇怪なことが続いたため、その御霊を鎮めるために建立されたのがこの生善院。
別名「猫寺」として門の入り口にある狛犬も狛猫になっていて、寺社巡りとして興味深いお寺でした。

猫寺からほど近い場所に町の中心にあたる湯前駅があります。
駅裏には「湯前まんが美術館」と言う建物があり、中には入るだけの時間はありませんでしたが、政治や社会の風刺画等を色々描かれてきた那須良輔氏の作品が展示されているとのことで、そのうちのいくつかは外にも展示されていました。

↑こちらの作品は違いますが、野外展示があちこちにあり、社会風刺の鋭い視点を漫画と言う形で表すのはなかなかユニークですね。

                                       

それでは湯前からさらに山奥、椎葉村方面へ車を走らせて夏目友人帳聖地巡礼モードに戻りたいと思います。
椎葉村まで、この先にある川上村を超えたらすぐなのですが、いけないのが何とも残念至極。
活きているうちにもう一度あの椎葉村を再訪したい、、、

 

なんて思っているうちに川上村の中心地を超えた先の道を進んでいくと、見えてきました「市房ダム」
第1期、6期でもサイクリングで出てきますが、いやいや、あの坂を自転車で実際行くのはかなり無茶ですわw

椎葉へのメインルートではこの絵に近い場所は難しいけど、奥椎葉方面への道でなら何とか近い雰囲気を味わえます。

そして川上村の第2のチェックポイントが「祓川橋(はらいごうばし)」
ここもマストスポットだったんですが。。。

ええ、見事な程に橋が流されてしまっておりました…_| ̄|○lll
豪雨災害、恐るべし。。。

 

あの鳥居の横に小さく見えるのが祠…
せめてあそこまで行けたなら。。。

画では通学路になっておりますが、実際の場所は市房山の登山道に進むかなり山に入り行った場所ですので、行くなら気合入れていきましょう♪
と言うかいつ復旧するのかなあ。。。

さて、秡川橋の惨状を見ていたら、ついに雨が降ってきてしまいました。。。
と、言うことで(天気は関係ないのですが、、、)夏目友人帳聖地巡礼の旅は一旦終了となります。
まだ、行っていない場所等も多々あるのは分かっていたものの、この後の計画では夏目関係は向かえない場所等もあり、次回いつになるかは分かりませんがその時に、今回の取りこぼしの場所と共にリベンジに取っておこうと思います。

 

 

この日はずっと雨模様なので、出来るだけ雨が降っていても大丈夫そうな場所を選んで、今回の宿を取っている「八代」まで向かいます。
その一つ目は「淡島神社」、雨も今のところパラパラ程度なんで早く巡ってしまおう!ここ淡島神社は、安産や人形供養で静かに有名な神社な様で、何とも小さな鳥居も有名。
この小さな鳥居をくぐることで腰より下の病気が良くなるとか。。。
これはくぐらない訳にはまいりませんな。

小さな神社でしたが、こんな面白いスポットスルーするのは惜しい。
さて、この鳥居をくぐれるか、、、

 

ええ、我がお腹周りを鑑み諦めました( ;∀;)
生活習慣病気をつけましょうww
と言うか、これ子ども以外くぐれる???

 


と、ちょっと疑問を持ちつつも、次のスポットへ。
二カ所目の立ち寄り地は「球泉洞」、球磨地方に来たらここは絶対ですよね。
ここも令和二年の豪雨でかなり影響を受けてましたが、令和4年に無事再開されました!!

最近のスマホは本当こういった鍾乳洞などでは威力発揮ですね。
きれいに撮れるスマホに感謝ですわ。
球泉洞に併設して新しいカフェや土産、レストランなどもあり、以前来た時より格段とボリュームアップしていましたよ。

kyusendo.jp

さて、ここ球磨村から先、八代市に行くには不通となっている肥薩線と並行して走っている国道219号を使っていかないといけないのですが、2022年現在、ここ球磨村より先は「通行止」と言うことで否応なしに、この日の朝出立した「芦北町」まで迂回して出ないと行けないらしい。。。

人吉~八代間は特例で九州自動車道が無料措置が取られているようですが、球磨村インターチェンジは無いので、朝来た道を戻る形で、再度芦北町へ。
このまま八代へ向かっても良かったんですが、ふと「星野富弘」の美術館があることが分かり、ちょっと最後の立ち寄り。

星野富弘氏はスポーツ中、空中回転の演技中に脊髄を損傷し、下半身麻痺となってしまったにも関わらず、口で筆やペンを加え素敵な絵や言葉を紙に載せてみる人達を魅了させてくれる素敵な芸術家であります。

hoshino-museum.com

名前を知らない方も、きっとこの方の絵とかはどこかでご覧になったことがあるかもしれませんね、夕方のひと時、癒しの時間を頂きました。

次回八代編です。

今回の行程

大畑駅~千光山生善院(猫寺)~湯前駅(湯前まんが美術館)~市房ダム~祓川橋~淡島神社球泉洞星野富弘美術館

夏目友人帳聖地巡礼の旅シリーズ
その1(熊本~相良村雨宮神社)
その2(雨宮神社~人吉市街)
その3(人吉市街)
その4(人吉市街~大畑駅)

 

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